burden voltage(負担電圧)

デジタル・マルチメータの電流測定仕様にburden voltage(負担電圧)という言葉がよく出てくる(例えば、U3400シリーズ4½/5½桁デジタル・マルチメータのp8)。

電流を測定するには、電流を測定したい箇所を切断して電流計を直列に繋げる。このとき、電流計自体の抵抗がゼロΩであれば電流計による電圧降下がなく、電流測定に誤差が生じない。しかし、電流計にはスイッチ、ヒューズ、リード線、シャント抵抗などによる抵抗があり、それらにより電圧降下が生じ測定誤差の原因となる。この電圧降下を負担電圧と呼ぶ。

コメントは受け付けていません。