データ収集測定の翻訳で、time-of-flight(飛行時間)という言葉が出てくる(例えば、AXIe高速デジタイザ/広帯域デジタルレシーバーのp2)。
デジタイザのアプリケーションとして”time-of-flight”という言葉が出てくる場合は、飛行時間型質量分析計を意味する場合が多い。飛行時間型質量分析計はTOFまたはTOF MS(Time-of-Flight mass spectrometer)と略されることがある。飛行時間型質量分析計の原理は、試料にパルスレーザを当て、電離した荷電粒子(イオン)を一定の電界で加速して、検出器までの飛行時間を計測することにより、質量を求める方法である。
飛行時間型質量分析計については、以下を参照
九州大学中央分析センター センターニュース(Vol.14 No.3 1997)
飛行時間型質量分析