Windows 7でIE10が利用可能に

ie10これまでWindows 8専用だったIE10が、ようやく他のOSでも利用可能となりました。

早速、Type 1フォントの問題が解決しているかどうか(ダメモトで)確認するため、Windows 7にインストールしてみました。

結果は… やはり、ダメでした。

あいも変わらず、ブラックアウトしてしまいます。この不具合がIE10でも未解決というのは既知の情報としてあったのですが、最新のビルドでしれっと修正しているかも… という一縷の望みにかけてみたのでした。

ということで、厄介な問題は継続中ということになります。
くれぐれもご注意ください。

kTB

測定器のノイズに関する性能で、kTBという言葉がよく出てくる(例えば、Agilent スペクトラム解析の基礎の第5章 感度と雑音(p46))。これは、熱雑音のレベル(パワー)を表す式である。ここで、k=ボルツマン定数、T=温度、B=ノイズ測定時の帯域幅である。

導体や抵抗体に電圧を印加すると電流が流れるのは、その中に、キャリア(電流を運ぶ担い手である伝導電子や正孔)が存在するからである。この電子や正孔は、電圧を印加していない状態ではじっと静止しているわけでなく、熱(温度T)によりランダムに運動している。この運動エネルギーが熱雑音パワー(kTB)の正体である。

kTBの導出については、以下を参照。
受信機 高性能化―理論と実際(関 英男著)の「3.2 雑音」(p42~p44)
干渉計サマースクール2005 教科書の「1.3.6 パワーの温度換算」(p14~p15)

EW(電子戦)

レーダ測定に関する翻訳で、EW(電子戦)という言葉がよく出てくる(例えば、周波数カウンタを使用した搬送波信号近傍の位相雑音の測定)。EWは、Electronic Warfareの略である。

電子戦とは、電波をめぐる戦いである。現在の戦争では、レーダによる索敵や通信手段として電波を利用する。このような電波を妨害/傍受したり、妨害/傍受を阻止することが電子戦である。電子戦の始まりは日露戦争と言われている。日本側はバルチック艦隊の発見を「敵艦見ゆ」と無線で送ったが、ロシア側は日本の無線を傍受していて妨害電波を発射したとされている。また、最近の中国海軍のフリゲート艦によるレーダ照射事件(中国側がレーダを照射し、日本側がそれを傍受する)も電子戦の一種である。

電子戦については、以下を参照。
EW物語のご紹介

Apply a different style to each button on a ToggleButtonBar

<?xml version="1.0"?>
<mx:Application xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml">
	<mx:Style>
		.styleA {color: #333399;}
		.styleB {text-decoration : underline;}
	</mx:Style>
	<mx:Script>
		<![CDATA[
			private function creationCompleteHandler():void
			{
				Object(test.getChildAt(0)).setStyle("styleName", "styleA");
				Object(test.getChildAt(2)).setStyle("styleName", "styleB");
			}
		]]>
	</mx:Script>
	<mx:ToggleButtonBar id="test" creationComplete="creationCompleteHandler();">
		<mx:dataProvider>
			<mx:Array>
				<mx:String>AAA</mx:String>
				<mx:String>BBB</mx:String>
				<mx:String>CCC</mx:String>
			</mx:Array>
		</mx:dataProvider>
	</mx:ToggleButtonBar>
</mx:Application>

マッサーヅ

訳文エラーをプログラム的に発見するためのロジックを日々研究してるんですが、見た目が似ているが故に間違えてしまうパターンがあります。

・長音「ー」とハイフン「-」とダッシュ「―」
・漢字の「二」とカタカナの「ニ」
・ひらがなの「り」とカタカナの「リ」
・ひらがなの「へ」とカタカナの「ヘ」
・カタカナの「ソ」とカタカナの「ン」
・カタカナの「シ」とカタカナの「ツ」

中国では「マッサージ」を「マッサーヅ」と書いちゃってる看板があまりにも多いらしいのですが、実は「マッサーヅと書いてあるところは、普通のマッサージ以上のエッチなスペシャルサービスをしてくれる目印」なのだそうです。「マッサーヅ」は誤訳じゃないんですね。。。

SVNをめぐる攻防

あるクライアントとのVPNがようやく開通….ああ、よかったあ。
それにしてもなかなかつながらなかったなあ。

ファイルのバージョン管理については2年ほど前から掛け声が響く割になかなかうまくいかず、まずはローカライズチーム内の担当者とSkypeで1時間にわたるテストを行った。「アーだめだねえ!エンハンスするね!」ということになり、しばらくそのまま。いつまでこのままなのかなあと思っていたら、どうやら2月末までには絶対につなげ!というお達しがあったらしく、気合いが入ってきた。
一斉に再テスト開始。
接続テスト用の資料は整備されていたが、情報が「ちと古い」ため Cisco クライアントの自動インストールができない。クライアントをサイトから直にダウンロードしてインストール。リポジトリのあるサーバーにアクセスしてみたが、やはりつながらない。こっちの問題じゃないよなあと、「問題はこちらにはない!そちらにある!」的アピール資料を弊社のエンジニアMさんがいろいろ作ってくれて、あれやこれやの手で粘り強く伝えた結果、ようやく「やっぱこれ内部的に悪いのかも」ということになったらしい。あーよかった。一歩前進。そのうちなんとかサーバーの入り口までは繋がるようになった。でも依然リポジトリまではつながらない。

MさんはMSの更新プログラムが原因かも!ということで、その更新プログラムを外した環境を作って試してみたりもしてくれたのですが、やっぱり駄目。

そのうち、「君のアカウントはExpireしているよ!」と言われた。えー!でもそのアカウントでポータルに行けてるよ!と伝えると、「interesting………」となりまたしばらく動きのない1か月が過ぎた。

大企業だとこういうアカウントの管理は各チームが個別に行っていて、串刺しで一気に変更!みたいなことは出来ないらしい(確かこの会社こういうの一気にできるアプリケーションを開発しているんじゃなかったっけなあ)。

中国が春節の休暇に入り、また一週間凍結か、と思いきや、突然問題がエンハンスされ、担当にアサインされた担当者から1対1のセッションが通告された。つまり、いまだに接続できないベンダーをマンツーマンで1ベンダーごとつぶしていく、というやり方。本気になればやはり大企業はすごい。各Certificateの担当者がONLINEで繋がる中、USAの西海岸時間に合わせた朝7時からの2時間半にわたるセッションの結果、やったーーーー!やっとつながったーーーーー!

さて、何が悪かったのか。どうも、特定のアカウントのCertificateの期限が外部対応と内部対応で異なっていたということらしい。つまり、外部的にはOKだったアカウントが実は内部的にはExpireしていたため繋がらなかったのだ。
まあ原因はどうあれ、結果オーライ!

さあこれからマニュアルをしっかり読んで実地開始です。
それにしてもエンジニアのMさんの粘りには本当に助けられました。ありがとうございました。お疲れさまでした。粘りもDEPROのFeatureです!

Cyclic Prefix(巡回プレフィックス)

LTE測定に関する翻訳で、Cyclic Prefix(巡回プレフィックス)という言葉がよく出てくる(例えば、Agilent 89600 ベクトル信号解析ソフトウェア オプションBHD 3GPP LTE変調解析のp7)。Cyclic Prefixは、「サイクリック・プレフィックス」とそのままカタカナで訳されることもある。

LTEや地上波デジタルTV放送や無線LANなどでは、高速デジタル信号を高い周波数利用効率で伝送するために、OFDM(直交周波数分割多重化)を用いて、低速のシンボル・レートの多数のサブキャリアで並列伝送する。各サブキャリアのシンボル・レートが低速になるので、マルチパス干渉(反射波(遅延波)による干渉)に強くなっている。さらにマルチパス干渉への耐性を強めるために、OFDMシンボルの後半部分のコピーを先頭に付加して、巡回プレフィックスと呼ばれるガード・インターバルを設けて、シンボル間干渉やサブキャリア間干渉の影響を除去できるようになっている。

巡回プレフィックス(ガード・インターバル)については、以下を参照
ガードインターバルを使う理由
OFDMの基礎と応用技術

Multiplexing technology(多重化技術)

電気通信とコンピューターネットワーク技術はますます高度に複雑化してきており、伝送路をどう有効に活用するかがカギとなっている。ローカライザーにとって、技術的知識と語学力は不可欠である。

モバイル機器が手放せない社会。誰もが耳にしたことのあるパケット通信やイーサネットでは、Statistical multiplexing(統計多重化)技術が活かされている。衛星通信では、電気信号の周波数帯を情報ごとに割当てる周波数分割多重化が用いられている。

ここでざっと、主な多重化技術の種類を挙げると、周波数分割多重化 (Frequency Division Multiplex=FDM)、時分割多重化 (Time Division Multiplex=TDM)、符号分割多重化 (Code Division Multiplex=CDM)、空間分割多重化 (Space Division Multiplex=SDM)、波長分割多重化 (Wavelength Division Multiplex=WDM)、偏波分割多重化 (Polarization Division Multiplex=PDM)などがある。

これらの種類は分岐して、さらに進化した技術が生み出されてきているが、このサイトで追々説明していくこととしよう。

Risk premium(リスクプレミアム)

またまた怒られそうだが、カタカナ表記の訳語です。
※カタカナ表記だからこそ、その使用にあたっては意味をしっかりと理解しておきたい。

この言葉は、投資関連のドキュメントなどによく出てくるが、意味は文字どおり、リスク(risk)分への対価(希少価値=付加価値=上乗せ収益=premium)のこと。投資にはリスクが付きもの。リスクの大小によって見返りも違ってくる。

投資に対する収益性を「期待収益率」とか「期待リターン」と単に呼称している場合は、その中に「リスクプレミアム」も含まれていると考えるべき。”期待”という言葉を使うと誤解を招くもとともなるので、risk premiumと出てきたら”リスク”を明確に表記した方がいい。