effective number of bits(有効ビット数)

オシロスコープやデジタイザに関する翻訳で、effective number of bits(有効ビット数)という言葉がよく出てくる。ENOBと略されることもある。

デジタイザ(A/Dコンバータ)の分解能は、16ビット(2の16乗分の1、すなわち65,536分の1を区別可能)とか24ビット(16,777,216分の1を区別可能)というように、ビット数で表されるが、これは信号にノイズや歪みが含まれていない場合である。実際には、信号がデジタイザやオシロスコープに入力されるとノイズや歪みが付加され、その分だけ分解能(ビット数)が低下する。このように、システム全体で付加されるノイズや歪みをすべて考慮した分解能を有効ビット数(ENOB)と呼んでいる。

ENOBは、SINAD(信号対ノイズ+歪み比)を測定することにより、以下の式から求められる。
ENOB [ビット] = ( SINAD [dB] – 1.76 ) / 6.02

有効ビット数については、以下を参照。
AD変換器の有効ビット数
デジタイザを選ぶときの仕様の解釈
オシロスコープの品質を評価する際の正しい指標について

引き続き《翻訳・校正者》を募集しています

(C) James Montgomery Flagg昨日は東京で木枯らし一号が吹き、いよいよ冬到来といった感じです。

弊社では、先月末から《翻訳・校正者》を募集しています。CEOのメッセージをご覧いただければ、業務に関する疑問に
ついて、回答が見つかるかもしれません。

どうぞ奮ってご応募ください。お待ちしております。

ボジョレーヌーボー

今年のボジョレーヌーボーは?
天候不順で、その出来が気になっていたが…。
   。
   。
   。
社内では、好みも含めて当然ながら評価はまちまち。
わたしの感想としては…。
辛口ですが…
ドメーヌによってもかなりの差があるような…。
バランスに成功しているものもあれば、軽やかな香りが楽しめず、色合いに澄みが欲しいかな~というのも。
年内にもう数回、試してみようかな~。チャンスは可能な限り。

ここ数年のヌーボーは、チョウの舞う花畑のようなイメージに替わって、控えめで落ち着いた感がする。ある意味、ワイン?に近づいているが、ヌーボーならではの良さが???なぜだろうか?

とは言いつつ、考えてみれば、
あれこれ評価すること自体、ナンセンスかも。
皆と収穫を喜び、神に感謝し、その出来をワイワイ楽しむことが大切なのだろう。