Big data(ビッグデータ)

IT関連のドキュメントを翻訳していると、使用される用語の傾向やその頻度によって、ITビジネスの明日が見えてくる。ここ1~2年、頻繁に聞かれるようになったビッグデータとは、通常のデータベース管理ツールなどでは手に負えないような膨大な(数量的には莫大)な量のデータの集まりを意味する。そのビッグデータをどう活用していくかで、企業の将来も変ってくるのだろう。因みに、Large dataは通常、サイズを表現する場合に使い、大容量データを意味する。混同して使われたりするので、文脈をしっかりと把握して訳す必要がある。

コラッツの問題

たけしのコマ大数学科で「コラッツの問題」というのが紹介されていた。

「nが偶数なら2で割る、奇数なら3倍して1足す、これを繰り返したらどんな自然数nから始めても1になるか」

例: 3 → 10 → 5 → 16 → 8 → 4 → 2 → 1

一見簡単そうに見えるがこれは未だに解決されていない問題だそうで、
懸賞金もかけられているというからそう簡単に解けるものではないだろう。

フェルマー予想が1995年にワイルズによって解決されたのは有名だが、その証明は想像を絶するほどに複雑難解だ。
(フェルマー予想を直接証明したのではなく、「谷村・志村予想」を解決することにより証明した。)
僕は数論専攻だったのでこの辺の話はめちゃめちゃ興味あるのだが証明はあまりにも難しすぎてチンプンカンプンだ。

それにしてもコラッツの問題を本気で解こうと思う数学者はあまりいないだろう。
3人が懸賞金を出しているが一番高いのでもたったの1000ポンド(約13万円)だからだw

ちなみにコンピューターによって5.48×1018(548京)までの自然数に対してはコラッツの問題が正しいことことがわかっているらしいっす。

防犯ポスター貼り替え

地区の青少対副委員長に「あみだくじ」でなってしまった私は会社が終わった後、娘の学校の役員の割り当て仕事をしている。たとえば、
『防犯ポスターの貼り替え』
知らなかった!地域のあちこちにこんなポスターが貼ってあり、さらに定期的にパトロールをして貼り直しをしているなんて。
ポスターには「いかのおすし」という言葉が書かれている。さてこれは何でしょう?答えは最後に。

このポスターの効果がいかほどのものかは分からない。でも自治組織がなく、人と人とのつながりが薄い地域で子どもたちを犯罪から守ろう、という意識のもと動いているネットワークは確実に存在している。なんでもそうだけど、実際関わって見なければわからないことがたくさんある。何年か前に自宅の公団の理事会の役員をやった。これは順番に回ってくる持ち回りだったが、払っている管理費の用途、瑕疵工事に関する交渉、メンテナンス業者との交渉、駐車場の管理など、普段何気なく使用している住宅のあらゆる面の管理を住んでいる住民自らが行っている。大変な作業だ。都心では理事会になる人がいないと聞く。さもありなん。

今、文部科学省が推進している学校運営協議会という組織の委員もしているが、これも子どもが学校にいるうちに今、教育の現場で起きていることを知ってみたい、というのがそもそもの動機だった。この活動を行うまでは、学校の教育に対し、何やってんだか、と文句ばかり言っていた。でも実際自分が関わると、それなりに文科省が考えていることもわかる。学校の先生方も頑張っている。家でやらなくちゃいけないことが見えてくる。

お金はないから、慈善事業や寄付は出来ないけど、少しでも社会に貢献していきたいなあ、などとちいさく感じる。だってこの社会に育ててもらったのだから。

「いかのおすし」のこたえ
いかない。のらない。おおごえでさけぶ。すぐにげる。しらせる。