Windows 10 Technical Preview

win10TP_01win10TP_02Windows 10のTechnical Preview版がリリースされましたので、さっそく仮想環境にセットアップしてみました。

ダウンロードしたのは32bitの英語版です。日本語版は現在(10/2)用意されていませんが、ロケールを日本に設定することで、日本語の表示とIMEによる入力が可能になります。インストール中、原因不明のハングアップに遭遇しましたが、何とか無事に設定が終わりました。

実際に使ってみてですが、いまのところWin 8.xにスタートメニューが追加されたほどの違いしか感じられません。もともとWin 8.xにはあまり慣れていないのでまどろっこしさを感じますが、Win 8.xをある程度使っている方にはストレスなく扱えるものと思います。

また、レスポンスについては、そもそも製品版のクオリティではなく、仮想環境であることも考慮すれば、問題ないように感じました。他のゲストOSとも大差ありません。

製品版のリリースは来年後半ということで、これからどのような進化をとげるのか注目していきたいと思います。

LTSSM(リンク・トレーニング・ステータス・ステート・マシン)

PCI ExpressやUSB3.0の測定に関する翻訳に、LTSSMという言葉がよく出てくる(例えば、アドイン・カードまたはマザーボードでPCI Express 3.0 CEM仕様に基づいたレシーバ・テストに合格する方法のp22)。

LTSSMは、Link Training Status State Machine(リンク・トレーニング・ステータス・ステート・マシン)の略で、PCI ExpressやUSB3.0などのシリアル通信バスのリンク・ステート(通常の通信状態、省電力状態など)の管理(初期化、トレーニングによるリンク速度などの調整/最適化、省電力状態から通常状態への復帰など)を行うための状態遷移(ステート・マシーン)を表したものである。

PCI Expressでは、「Detect」(電源オン時やウォーム・リセット時に通信相手がいるかどうかを調べるステート)、「Polling」(通信相手が見つかった後の調整用データを通信するステート)、「Configuration」(通信相手とのリンク構成を決めるステート)、「L0」(通常の通信状態)、「L0s」(省電力状態)、「L1」(省電力状態)、「L2」(省電力状態)、「Recovery」(リンクの再トレーニングを行うステート)、「Hot-Reset 」(ホット・リセットがかかっている状態)、「Disable」(リンク構成を行わないステート)、「Loopback」(試験モードのステート)のステートがある。

USB3.0も、PCI Expressと同様のステートがある。

PCI ExpressのLTSSMについては、以下を参照。

LTSSMの各ステート

USB3.0ののLTSSMについては、以下を参照。

Design and Verification of USB 3.0 Link Layer(LTSSM)(英語PDF)

けやきひろば秋のビール祭り2014

keyaki2014autumn先週末あたりから、さいたまスーパーアリーナの方角に強いエネルギーを感じることがあり、原因を調査すべく現地へと赴きました。

さいたま新都心駅からアリーナへと人の流れに乗って進むと「けやきひろば秋のビール祭り2014」が開催されているではありませんか。エネルギーの発信源はこれだったのです! 原因が判明した以上、こうなったら楽しむしかありません。

毎回同じようなことを書いていますが、本当に回を追うごとにイベントのスケールがアップしています。我々調査団は開場30分前に到着しましたが、危うく席の確保ができないかと思うほどの大入りでした。

めぐり会ったビールは、定番ものからちょっと珍しい限定ビールまで、何杯飲んだでしょうか。ここにその一杯一杯をご紹介したいのですが、それはまた別の機会にいたしましょう。

ということで、次回は春。会場でお会いしましょう。