一般常識としての日本史というものがかなりあやふやなこともあり、高校の教科書で振り返ってみようと思い取り寄せてみました。当時の自分がこのことを知ったら、間違いなく卒倒するでしょう。
また「歴史は繰り返す」という言葉もあるように、単に知識という面だけではなく、世知辛い現代で生活していくヒントは、このようなところから見出すことが出来るのかも知れません。
過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります。
第6代ドイツ連邦共和国大統領
リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー
Five nineで思い出したが、その昔、1980年だったか『Nine to Five(9時から5時まで)』という映画があった。今は、ミュージカル化されて公演されているようだ。確か『Morning Train』という曲とも何か係りがあったように記憶しているのだが忘れてしまった。稼働率100%を目指して朝から働きづめというわけではないが、その映画と”Five nine”は全然関係はない。ファイブナインは、9が5つという意味。可用性を数値化した稼働率が99.999%ということ。年間の停止時間がたった5分15秒のようだが、やがては完全に100%というシステムも現れるのだろうか。訳す場合は、元原稿次第だが、five nineがフレーズのように強調され複数回出てくるようであれば、ファイブナイン(稼働率99.999)と説明してから使用するか、文脈のリズムによってはその逆の表記でもいいだろう。単にfive nineと単発で使用されていたら、”稼動率99.999%”と訳した方が読者にはわかりやすい。
計測器の翻訳では、さまざまな単位が出てくる。日本では一部の例外を除き、計量法に準拠してSI単位系で表記する必要があるが、アメリカ合衆国などではヤード・ポンド法で表記されることもあるので、翻訳に際して変換する必要があり厄介である。
SI単位系とはフランス語の”Système International d’Unités”の略称である。国際単位系とも呼ばれる。起源は、国際的に単位を統一しようという目的で1875年にフランスで締結されたメートル条約である。
SI単位には、基本単位と組立単位がある。基本単位には、長さ(メートル、m)、質量(キログラム、kg) 、時間(秒、s)、電流(アンペア、A)、温度(ケルビン、K)、光度(カンデラ、cd)、物質量(モル、mol)の7種類がある。組立単位は、基本単位の乗除だけで表される 。詳細については、以下のリンクを参照。