国の中央銀行が政策金利(金利水準)を引き下げると一般的には融資が受けやすくなり景気の回復が期待される。が、実質ゼロ金利になると量的緩和が必要な場合も出てくる。

大引けにかけ続伸(~continues to rise toward afternoon closing.)
取引を終えることを「引ける」と言うが後場の最後の売買が「大引け」で、大引けについた値段が終値となる。
~株の小幅安も心理的なマイナスに働いている(A slight dip in ~ stock prices has had a negative psychological impact on the market.)
世界の市場が影響しあっているだけに、何が材料となって上下するか把握しづらいもの。
~からもみ合う展開(~struggles to find direction due to~)
相場が小幅の値動きを繰り返していて方向性が定まらない状況を指す。別の言い方だと、例えば市場が8,700円台でもみ合っているときは、~is hovering around the 8,700 yen levelなどと表現する。
~不透明感が強まっている(~is now greater uncertainty~)
先が見えない、見通せない、はっきりしない状態がやや深刻になってくるとこう表現する。これが”異常なまでの不透明感”だと”unusually uncertain”と言ったりする。
円高の進行から続落(~continues to fall on advancing Yen’s rise.)
そのまんま英語にすればOK。円高が進むと相場(日経)が下落する傾向にある。夜明けはまだ先か、といったところ。
4日ぶりに反発(~rebounds for the first time in 4 Days.)
仮に4日ぶりに相場が反発した場合、こういう表現になったりする。下落していた相場が値上がりに転じることを反発と言うが、大幅に値上がりすれば急反発、小幅だと小反発と言う。単純でわかりやすい表現である。
円高嫌気から小反発(~rebounds slightly due to Yen’s rise.)
相場の先行きに悲観的になったり失望したり。 人は思ってもいなかったような悪材料や何かうまくいかないようなことがあると往々にして嫌気がしてくるもの。悪いときがあるから、良くなるものさ。
模様眺めで小動き(~moves slightly on wai-and-see attitude.)
“模様眺め”ときたら、waitとかwatchといった単語が出てくる。売買に興味がない(~not interested in either buying or selling)という表現もよく使う。相場の流れに予想がつかないために、売買を手控えて状況を見ているわけだ。
手詰り感強く続落(~continues to fall on strong stalemale mood.)
“手掛かり難”のついでに、”手詰まり感”の表現も掲載しておこう。文字どおり、どうにもならない厚いカベにぶつかって材料が見当たらないために、売買が手控えられて相場が続落している状況を指している。相場の沈滞を好材料と見るむきもある。つまり、続落の後は、幅はともかくも反発傾向を示すもの。