ダメだこりゃ

午前中のこと。
突然、ボン!という異音が聞こえてきました。

音のした一角へ向かうと、白い煙が上がり焦げ臭い匂いが鼻をつきました。
PCが破裂音とともに壊れてしまったようでした。

コードを外し目視で損傷部分を調べてみると、ドライブ類とマザーボードに異常は見当たりません。こうなると電源ユニットが実に怪しい。不快な焦げ臭さもそこから来ている模様。

となると、予備のPCから電源を移植して動作チェックする必要があります。仮組みをして、祈るような気持ちでスイッチオン。結果は… やはり、電源の故障が原因でした。マザーボードをはじめとした他のパーツに影響は見られず、無事起動したのでひと安心でした。その後、PCは新しい電源に交換され復帰しました。

それにしても、派手な壊れかたをしたものです。使っていた方はさぞ驚かれたと思います。
それよりも何よりも、人的被害がなかったことは不幸中の幸いでした。

年の暮れ

ChristmasTreeなんとも言えない気忙しさを感じる今日この頃。
追い立てられるように師走は過ぎてゆきます。

あと半月もして年が明けると、この雰囲気が幻だったかのように消え失せ、まったりお屠蘇気分になるのですから不思議なものです。

厳しい冷え込みが続いています。くれぐれもご自愛下さい。

InfiniBand(インフィニバンド)

高速デジタル測定に関する翻訳で、InfiniBandという言葉が出てくる(例えば、InfiniBand 用テスト・ツール)。

InfiniBandの歴史は結構古く、コンピュータ・システムのCPUやメモリの高速化に伴い、IOサブ・システムとのデータ伝送速度のボトルネックを解消するために、1999年にIntel社を中心に標準化が推進されてきた。しかし、PCI-Xやギガビット・イーサネットの普及により、2002年にIntel社が市場から撤退し一時下火になっていたが、2012年に再びIntel社がQLogic社のInfiniBandの資産を買収した。現在は、データ・センタやスーパーコンピュータなどのHPC(High Performance Computing)クラスタのノード間通信に、低レイテンシのInfiniBandが利用されている。新聞でも時々話題になるTOP 500 Supercomputingの2011年のランキングでは、42%がInfiniBandを採用し、ギガビット・イーサネットの48%に迫っているらしい。

InfiniBandについては、以下を参照。
InfiniBand探検隊リターンズ【前編】~2012年現在も進化を続けるInfiniBandの最新状況
InfiniBandで変わるデータセンター内通信(前編)