S-parameter(Sパラメータ)

図1

図2

図3

マイクロ波測定に関する翻訳で、S-parameter(Sパラメータ)という言葉が出てくる。

マイクロ波のような高周波では、電圧、電流による回路や素子の測定は、プローブを近づけるだけで、回路や素子の分布定数が変化してしまうので困難である。2端子回路(1ポート・デバイス)では、入射波の電力と反射波の電力を測定し、反射係数として2端子回路の特性を評価する(図1)。4端子回路(2ポート・デバイス)では、ポート2を特性インピーダンスで終端したときのポート1の入射波と反射波、ポート1を特性インピーダンスで終端したときのポート2の入射波と反射波の電力を測定することにより、反射係数を一般化したSパラメータとして回路を評価する(図2)。S11を順方向反射係数または入力反射係数、S21を順方向伝送係数または伝達利得、S22を逆方向反射係数または出力反射係数、S12を逆方向伝送係数またはアイソレーションと呼ぶ(図3)。因みに、Sパラメータを最初に提唱した人は日本人(参考:黒川兼行)である。

Sパラメータについての詳細は、以下を参照。

広島大学 先端物質科学研究科 半導体集積科学専攻 天川 修平准教授のホームページのホームページ > Sパラ再入門 > 「Sパラ再入門」(2015-04-01) (pdf)

バドミントン

昨日NHKの 「古田敦也のスポーツ・トライアングル」という番組で
今年のオリンピックで日本に初のメダルをもたらすと期待されるている佐々木翔選手が特集されていた。
彼のスマッシュの時速は455kmなのだそうだ!
プロでキャッチャーをやっていた古田は当然動体視力に優れているが、試しにレシーブしようとしてみたがシャトルに触ることさえできなかった。

スマッシュをより早くするには決して腕の力を使わない、
むしろ力を抜いてスナップするだけとのこと。
超スローモーション映像を見ると、腰、肩、腕、の順で捻りが入り、
体全体を弓のようにしならせていた。
ビリヤードでも「りきむな!力を抜け!自然に!」とはよく言われる。
この辺の感覚、どんなスポーツでも一緒なのかもね。

ところでうちの新入社員のH-Kさん、この前の練習会で生まれて初めてバドミントンをやったとのことですが、信じられないくらい上手いです。体力もハンパないし、ただもんじゃありません。

(バドミントンサークルDPの皆様へ)
テレビの情報です。録画予約をお忘れなく!
7月7日(土)17:00 NHK BS2 (再)「古田敦也のスポーツ・トライアングル」
7月8日(日)14:25 NHK Eテレ 「テレビスポーツ教室」ダブルスのフォーメーション

午前8時59分60秒

原子時計により刻まれる標準時と地球の自転との間には微妙な誤差が生じることが知られています。この誤差を解消するために「うるう秒」を挿入し調整を行うことになっています。

その調整が昨日の午前8時59分59秒と午前9時01分00秒の間に行われ、「午前8時59分60秒」が挿入されました。

確認してみたところ、webサーバのログにも記録されていました。

Jul 1 08:59:59 Clock: inserting leap second 23:59:60 UTC

いつもより1秒長い特別な1日はいかがでしたか?