グローバル化の弊害か?

最近、海外から送られてくる英文のマニュアルやマーケティング資料などで文章の質が悪いのが増えてきた。英語ネイティブでない人たちが英作文をしてドキュメントを作成しているためだと思われる。企業のグローバル化による弊害の一つなのだろう。

英語を母語(あるいは第一言語)としていない人たちの英文は、解読するだけでも苦労する。読んでいると異常にストレスがたまってくる。英語ネイティブでない人が書いたドキュメントには、当人の母語(あるいは第一言語)の文法に従って英単語を並べただけのような文章などがあったりする。そういったときは、単語を並べ替えたり、別の表現を当てはめたり、視点を変えたりして何とか解読を試みる。完全にお手上げとなることは滅多にないが、解読に費やす時間と労力は相当なものだ。

翻訳の大変さは、翻訳対象の原稿(ソース原稿)を解読して目的(ターゲット)の言語にしなければならない点だ。それも、質的に悪いと言われないようなレベルで。

コメントは受け付けていません。