11月11日という日

昨日、11月11日は私の誕生日でした。
誕生日はいいとして、この11月11日(十一月十一日)は当て字や語呂あわせに使いやすいらしく、近年「××× の日」によく使われています。

・電池の日(日本乾電池工業会)
・介護の日(厚生労働省)
・麺の日(全国製麺協同組合連合会)
・グリコ ”ポッキー” の日(もちろんグリコ)
・鮭の日(新潟、大阪の漁業に関係するかたがた)
・きりたんぽの日(秋田県鹿角市の「かづのきりたんぽ倶楽部」)

などなど・・・もっとたくさんあります。
麺、きりたんぽ、ポッキーというのは、「1111」と書くとそれっぽい形だからという理由です。
だったら、楊枝や綿棒の日、針の日、ペンの日、煙突の日とかいくらでもできちゃいますね。(笑)

ちなみに、この日はテゴマスの手越裕也くんの誕生日でもあります。

「龍」年

XXXX(Name) will take a maternity leave. Please contact xxxx for ………
というメールが今年になって5通、中国のクライアントから届き、続いて

XXXX delivered a baby !
というお知らせが、最近どんどん届いています。
今年は「龍」年で、中国では赤ちゃんを産むにはとてもいい年なのだそうです。

そのうちみんな復帰したら子どもの写真が飛び交うんだろうなー。
そういえば一時期、HPの写真共有サイトのFunction/Linguisticテストで子どもの写真をそれぞれ載っけてテストしたなあ、と思いだした。

とにかく、おめでとうございまーす!

root-raised cosine filter(ルート・レイズド・コサイン・フィルタ)

デジタル移動通信測定の翻訳で、root-raised cosine filter(ルート・レイズド・コサイン・フィルタ)という言葉がよく出てくる(例えば、ディジタルRF受信機デザインのテストおよびトラブルシューティングのp6)。「RRCフィルタ」と略されることもある。

これを簡単に説明するのは難しいが、概要は以下のようである。デジタル情報(0と1)に対応するパルス列(無限個の高調波成分を含む)のベースバンド信号をそのまま変調して搬送波に乗せて電波として飛ばすと、その搬送波にベースバンド信号の高調波成分がシフトされ、隣接チャンネル干渉が生じる。これを防ぐために、ベースバンド信号をフィルタに通過させて帯域制限する。しかし、一般にパルス波形がフィルタを通過すると、パルス波形がなまり符号間干渉が生じて復調時に0と1の区別がつかなくなり、信号品質が劣化する。ナイキストは0と1の判定ポイントでこのような符号間干渉が生じないフィルタの伝達特性の条件を求めた。これをナイキストの条件と言い、この条件を満たすフィルタがレイズド・コサイン・フィルタ(2乗余弦フィルタ)である。このことから、レイズド・コサイン・フィルタはナイキスト・フィルタと呼ばれることもある。この特性を送信側と受信側に分割し、その一方の特性のフィルタをルート・レイズド・コサイン・フィルタと呼ぶ。

ナイキスト・フィルタの詳細については、以下を参照。
ディジタル移動無線の基礎
ディジタル変復調
Theory of Root-Raised Cosine Filter(英語pdf)