「対応力」、復旧力」、「回復力」が組み合わさったようなこの言葉の訳に、今日も悩んだ。IT関連の分野では、回復力とか耐障害性と訳されている場合もある。文中では、”回復力のある~”、”耐障害性の高い~”などと表現するケースが散見される。文脈から、”~の向上”、”~の強化”、”~に優れた”、といった表現と組み合わせて使用すれば、わかりやすい文章となる。因みに、今日はサーバー関連のドキュメントでジャンルが限定されており、この会社の他のドキュメントでは「レジリエン~」という訳語が使われていないため、コンテキスト上に問題がないと判断してあえなく「耐障害性」を採用したが正確ではない。本来なら、言葉の意味からもレジリエンシーとかレジリエントとすべきである。早く、カタカナ表現が通じるようになって欲しい。