RORO indexを”ロロ指数”といきなり訳してしまう翻訳者がいたりする。内容を理解した上でのことなら100歩譲ってもいいが、せめて”リスクオン・リスクオフ指数”として欲しい。金融工学におけるリスクオンとリスクオフの意味を理解しておくことが大切だろう。
ただし、リスクオンとリスクオフを理解したからといって、リスクオンの時はRORO指数が高くなりリスクオフでは低い値を示すものだと早合点してはいけない。
ちょっと難しくなるが、RORO指数は、関連性のないような金融資産のマーケットが同時に動く確率を指数化したもで、単にリスクオン・オフの高低を示したものではない。