電気通信とコンピューターネットワーク技術はますます高度に複雑化してきており、伝送路をどう有効に活用するかがカギとなっている。ローカライザーにとって、技術的知識と語学力は不可欠である。
モバイル機器が手放せない社会。誰もが耳にしたことのあるパケット通信やイーサネットでは、Statistical multiplexing(統計多重化)技術が活かされている。衛星通信では、電気信号の周波数帯を情報ごとに割当てる周波数分割多重化が用いられている。
ここでざっと、主な多重化技術の種類を挙げると、周波数分割多重化 (Frequency Division Multiplex=FDM)、時分割多重化 (Time Division Multiplex=TDM)、符号分割多重化 (Code Division Multiplex=CDM)、空間分割多重化 (Space Division Multiplex=SDM)、波長分割多重化 (Wavelength Division Multiplex=WDM)、偏波分割多重化 (Polarization Division Multiplex=PDM)などがある。
これらの種類は分岐して、さらに進化した技術が生み出されてきているが、このサイトで追々説明していくこととしよう。