Qualified lead(クオリファイドリード、有望な見込み客)

マーケティング分野(特に営業に関して)leadと出てきたら、見込み客(リスト)という意味の可能性が高い。Leadという単語には、他動詞、自動詞、名詞、形容詞とさまざまな活用があるため、文脈によって訳は無数に考えられるが、プロの翻訳者であれば訳に迷うことはないだろう。しかし、leadの前後に他の単語がくっついた途端に、解釈に戸惑う翻訳者が多いようだ。例えば、Lead Nurturing(リードナーチャリング)、Lead scoring(リードスコアリング)、Lead Qualification(リードクオリフィケーション)をどう訳すかで迷ったりするようだ。業界では、すべてカタカナ表記にしても通じるが、これらの意味はしっかりと理解しておきたい。

因みに、suspect(サスペクト)やprospect(プロスペクト)も見込み客と訳されているケースがあるが、フェーズによって意味が異なってくるので、leadも含めてすべてを一緒くたに”見込み客”と訳してしまうと混乱が生じることになるので注意が必要だ。文脈を読み取って正確な訳を!

コメントは受け付けていません。