Due diligence(デューディリジェンス)

企業の開示情報の法律適合性などを精査する場合によく使われていた。最近は特に、投資対象の適格性調査や企業価値評価などにおいて出会うようになった。資産や負債などの財務査定や法務調査をはじめ、生産や販売能力、業務実態、職務環境の調査など、使われる領域は多岐にわたっている。しかし、デューディリジェンスと言っても、専門家でもない限りピンとこないのも事実。訳す場合は、ドキュメントのターゲット(読者層)を知る必要がある。一般向けであれば、資産、価値、詳細、適正、調査、精査、事前といった言葉を文脈から判断して組み合わせ、「詳細調査」「適正評価」「資産の適正精査」などと訳した方がわかりやすいだろう。

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