コンポスト導入!

2014年から愛用していた生ごみ処理機が壊れ、代替え機種を探したが、同機種は価格が倍になり(!)、電気を使用する処理機はゼロカーボンに向かう社会の敵とばかりに市の補助から外され、もうこうなったらコンポストに移行するしかないと、覚悟を決めて「LFCコンポスト」というバック型のコンポストを導入した。届いたバックと基材はこちら。

初期費用5,300円に対し、市の補助が半額あるとのこと。また年4回まで請求できる。

早速調理中に出たごみを小さくカットしてバットにため、基材をいれたバックに混ぜていく。一家庭の平均的な生ごみは300~400グラムとのことだが、実際に測ってみると、ちょうど400グラム。でも普通の日でこれだから、すいかを食べたり、夏ミカンの皮をむいたり、蕪や大根の葉っぱが大量にあったりすると増えてしまうなあと思いつつ。

コンポストはたんぱく質の処理が得意なので、魚をよく食べるわが家としては、においがでない状態で処分というか再利用できるのは便利。バックの底が暖かくなっているのは発酵しているということなのだろう。先日静岡に行った娘が買ってきた干物を食べた後の頭、骨、皮もどんどん入れる。「焦げとか大丈夫ですか?」とLINEの無料相談で聞いてみたら、すぐに返事が来て「焦げも骨もあたまもぜーんぶ入れてください!」とのこと。サポート体制が整っている。よし!と全部入れて混ぜる、混ぜる、混ぜる。生ごみ処理機の場合は単に乾燥させるだけなので、容量はかなり減るとはいえ、ごみは出るのだが、コンポストの場合、ごみが出ない。

ただ、唯一心配なのは「虫」。うちは家族全員、虫が苦手で、もしコンポストに虫がでたら….と思うだけでぶるぶる。
このLFCコンポストには虫の侵入を防ぐ特殊ファスナーがついていて、ファスナーが閉まっている限り、安全らしいが、毎日生ごみを入れるとき開けますよね。このときが危険。虫が怖くて、ベランダから家の中に持って入って混ぜている。虫が出てもほとんどは無害なアブの幼虫で優秀な消化者なので、気にせず混ぜてしまってください、とホームページには書いてあるが、できればお目にかかりたくない。

2か月毎日投入後、3週間寝かしたら堆肥になる。この堆肥は土に1:2の割合で混ぜるとプランターのいい土になる。土がそれほど要らない場合は、回収プログラムに載せて引き取ってもらえるということだ。その土で育てた野菜を購入できるシステムもある。都会でもここまでできるんだね。

ゼロウェイストめざして頑張ります!

ISO17100について

弊社ではISO17100の認証を2016年7月に取得しています。以来、2回の更新を経て、今年の第1回維持審査も「改善点なし」で認証が更新されました。
ISO17100について、2023年現在の弊社の実状況も踏まえてお伝えいたします。

ISO17100では、「品質の高い翻訳サービスの引渡しに必要なコアプロセス、資源及びその他の側面についての要求事項を規定」しています。言い換えれば、ISO17100で定める適切な翻訳プロセスに則って、それぞれの立場(ロール)に適切な資格と力量のある人がプロセスを遂行する。ということです。

ISO17100取得のメリット
弊社の場合、これまでISO17100を条件に案件を受注したことはありません。むしろ、弊社内のプロセスが業界基準に合っているものなのか、改善点はないか、を確認するために認証を取得いたしました。
実際、毎年の認証審査を受ける中で改善点や追加すべき点をご指摘いただき、指摘いただいた項目は、ISO17100対象プロジェクトだけではなく、全プロジェクトに展開しています。

プロジェクトフローの改善だけではなく、登録翻訳者様や社内スタッフのロール別の力量、資格も毎年見直し、更新して情報をシェアすることで、力量アップへのモティベーション向上にもつながっています。

ISO17100の要求事項
箇条1 適用範囲
規格の適用範囲の説明

箇条2 用語および定義
規格で使用される用語の定義。各担当者のロール名もここで定義されています。たとえば
バイリンガルチェック/バイリンガルチェック担当者
モノリンガルチェック/モノリンガルチェック担当者
一概に「チェック担当者」と言っても英語と日本語を対訳でチェックする工程(バイリンガルチェック)と、そのドメインやプロジェクトに精通した担当者が日本語ベースでチェックする工程(モノリンガルチェック)があり、そこをしっかり分けています。当然必要とされる資格/力量も異なります。

翻訳者の資格は以下のとおりです。
(1)認定された高等教育機関(主に大学や大学院)の翻訳、言語学、言語研究関連学位、または同等の教育機関での翻訳訓練を含む学位を取得
(2)認定された高等教育機関の翻訳以外の学位取得+専業専門家として2年の翻訳経験
(3)専業専門家*として5年の翻訳経験」
*専業専門家の定義としては、当初は12,000ワード/月という目安がありましたが、今は6,000ワード/月 程度となっているようです。
2015年の施行開始から7年を経て、少しずつ変わってきた項目もあります。
たとえば、バイリンガルチェック担当者も同等の資格を必要とするといった基準は、同じプロジェクトを5年程度、校正している場合は十分に要件を満たすということになってきているようです。
弊社ではこの解釈の変更に合わせてISO対象プロジェクトの拡大を行っています。

箇条3 資源
以下の各資源の整備・記録・更新について規定。
人的資源:各プロセスを担当する担当者の資格と力量の定義
技術資源:一連のプロセスに必要な機器、システムなど。

上記、箇条2で書いた通り、認証取得当初の翻訳者とチェック担当者の要件(資格・力量)については、規格開始から時間が経つにつれ、少しずつ実態に合ったものに変更されているようです。

箇条4 制作前プロセスについて
引き合い、見積もり、クライアントとの合意、クライアント情報の取り扱い、プロジェクトの準備、管理活動として、プロジェクトの登録、割り当て、技術資源、スタイルガイドについて遵守すべき項目が提示されています。

弊社の場合は、年間契約になっているクライアント様が多いので、引き合いがそのままハンドオフとなるケースがほとんどです。この全工程が1日で終わる場合もあれば、何か月もかけて進める場合もあります。また、クライアント様の多くが海外のため、時差を考慮して十分な準備を行い、無駄な時間を使うことがないようにしています。
スタイルガイドについては、お取引開始の時点でスタイルガイドなどのガイドラインがないクライアント様については、弊社でガイドの作成をご提案しています。ご提案したスタイルガイドがそのままその会社のローカライズガイドラインとなっているクライアント様もあります。

箇条4 制作プロセスについて
ISO17100で定めるプロセスは、以下のとおりです。

プロジェクトの引き合い > 見積り > 開始連絡 > 翻訳者の選定 > 校正者の選定 > プロジェクトの記録 > 翻訳者へのハンドオフ > 翻訳(クエリのやり取り) > 翻訳者の納品前チェック > 翻訳者からのハンドバック > バイリンガルチェック担当者へのハンドオフ > バイリンガルチェック担当者によるチェック > (コンパイル/DTPなどのプロダクション:必要な場合) > プロジェクトマネージャーの納品前検品 > 納品 > クライアントからの修正依頼 > 最終納品 > TMの更新

各工程において、弊社では自社開発ツール(クエリの管理を行うQT、翻訳品質向上に役立つQAツールEDT:Error Detection Toolなど)を多用しています。自社開発なので、プロジェクトに応じて素早いカスタマイズが可能です。これらのツールは弊社で扱う全プロジェクトで使用しています。

またこの項目では各フローで担当する担当者についても、明記されています。
弊社の場合、プロジェクトによってはいくつかのロールを1人のスタッフがこなすことがあります。たとえば、あるプロジェクトでは、プロジェクトマネージャーがバイリンガルチェッカーの役割も同時に果たしたり、バイリンガルチェッカーがLinguistic QAを担当したり、コンパイルなどのプロダクションを担当することもあります。その場合でもそれぞれのロールにおける資格や力量がISO基準を満たしていることを確認しています。

「1人1人がプロフェッショナル」という意識を常に持ち、プロジェクトの性質やスパン、スタッフのスキルによって柔軟な対応で多様なお客様のニーズに応えるようにしています。

余談になりますが、
今年の審査員の方が弊社の業務内容を審査された際に
「デプロさんはとんがった業務を多くされていますね」
というコメントをいただきました。
これまで上手く自分たちの会社の特徴を言い表す表現がみつからなかったのですが、とてもいい表現を頂きました。ありがとうございます。

弊社ではどの言語でも、どんなプロジェクトでも対応します!とは言いません。
自分たちが本当に自信の持てる分野で、お客様の要求にしっかり応えていく、そんな「とんがった」ローカリゼーションサービスプロバイダーでありたいと願っています。

ローカライズがらみでお困りの方、まずはご相談ください。

真っ暗なCharge3 (fitbit)

愛用しているFitbit Charge3の画面が真っ暗になってしまった。

ヘルプを参照して一旦放電させてリセットしたり、お休みモードがオンになっているかを確認しようとしたり(真っ暗なのでできなかった)、諸々試してみたが、変わらず。
時計として使用することはあまりないし、睡眠記録や運動の記録等記録計としての機能は果たしているようで、アプリと同期すれば記録したデータを見ることはできる。でも真っ暗な時計の形をした記録計を付けているのは何とももやもやした感じ。

これを買ったのは、2020年9月だから2年半継続して使用していることになる。Webで色々調べたところ、この現象を体験された方はたくさんいらっしゃるようで、その多くはApple Watchへ移行されていた。
Fitbit愛好者である友人のCharge4も同じ頃に買ってやはり今は真っ黒。それでもつけているといっている。

それってあり????

たった2年半でこういう記録計って動かなくなって、新しい機種を買わなくてはいけないものなのでしょうか。
非常に疑問です!!

Apple Watch程ではないけれど、決して安い値段ではない。購入価格12,380円。2年半使用したということは1月412円のサブスクリプション価格と考えろということか。
どうも納得できない。

私はモノを使い切ることに生き甲斐を感じている(これについてNoteで記事も書いている)ので、どうもこういう考え方は受け入れるのに抵抗がある。
機能している限りは使い続けるつもり。さてどこまで持つか。