feature(備える)

“feature”という動詞を、「特長とします」と訳す翻訳者がよくいる。これでは、いかにも翻訳調である。例えば、”Accurate characterization is achieved with clean signals from the pattern generator, which features exceptionally low jitter and extremely fast transition times.”は、「正確な特性評価:パターン・ジェネレータからの信号は、きわめて低いジッタと高速な遷移時間を特長とします。」と訳してくる。ここで、魔法の訳語をお教えしよう。「備えている」と訳すのである。こうすれば、自然な訳になるのである。この「備えている」は他の英語表現にも活用できる。”is designed to ~”という表現もよく出てくるが、「~するように設計されています。」と訳すより、「~な機能を備えています。」と訳した方が自然な表現になる。他にも、”provide”や”have”を「提供します」や「持っています」と訳すより、「備えています」と訳す方が自然な表現になる場合が多い。

Evernote

これ人生変わるかも?
と言えるほどの衝撃を受けたアプリと最近出会った。

Evernote

iPhoneだけでなく普通のスマホ、PCやMacでも使えるので世間では結構前から有名だったらしいのだがそんなの全然知らんかった。
使い方を調べていたら、GTD、ライフハック、ライフログなる言葉も始めて知った。基本的にメモやアイデアをためておけるツールなのだが、使い方によっては生き方の姿勢そのものが変わる可能性を持っている。少し大げさに言えば、人生マインドマップというか、自分は何を考えているのかを見直すきっかけを与えてくれのだ。
「共有ノートブック」機能を使えば社内情報共有(ナレッジベース)としても使えると思うのだが
新しいツールを使うことを皆に強要するのもアレなのでとりあえず紹介するだけにしておきます。
みなさんも是非「Evernote」で検索していろいろな使い道を探って使ってみてね。

んなわけで最近の僕は思いついたことは何でもEvernoteにメモっているのだが、
いかんせんスマホで文字入力は時間がかかりすぎる!
フリック入力は早々に諦めて、PCと同じローマ字入力してるのだが
スマホのキーは小さすぎて隣のキーを間違えて押しまくりでちょっとした文章打つのにもめっちゃ時間がかかる。
そんなわけで最近は口述筆記アプリで音声入力とかよくしています。
iPhoneの音声認識能力は信じられないくらい優秀で、普通に誰かと話す感じでしゃべっても8割がた正確に認識して文字化してくれます。

「お風呂の電球と入浴剤をマルエツで買う」

とかiPhoneにしゃべってこれを「Evernote」に送ればいいんです。
僕流の「Evernote」使い方はこれからも時々紹介していきます。

Androidでベル打ち

去年の秋頃、ガラケーからスマホへ機種変更しました。

スマホ自体は以前、WILLCOMのものを使ったことがあったので、独特の流儀については違和感がなかったのですが、ネックになったのが文字入力でした。スマホで一般的なのはフリック入力という方式なのですが、ポイントを中心に指をスライドさせるという動作がどうもまどろっこしく、なかなか馴染めませんでした。

そこで、ガラケー時代に慣れ親しんだベル打ち(ポケットベル入力、2タッチ入力とも)が出来ないものかと調べてみました。ちなみにベル打ちは、子音→母音と一文字あたり2回キーを押すことで入力を行います。

例えば、「あおいろ」の場合
[1][1]→あ、[1][5]→お、[1][2]→い、[9][5]→ろ
となります。

それはさておき、いくつかのアプリが見つかり、実際に試して最もしっくり来たのが「nicoWnnG IME」でした。詳細なカスタマイズができ、動作も重くないところが気に入っています。ただし、変換精度については少々ツライと感じることがあります。とはいえ、キー入力でモタモタしてストレスを感じることに比べれば、個人的には許容範囲だと思っています。

スマホでベル打ちは少数派かも知れませんが、参考になれば幸いです。