jitter(ジッタ)

計測器の翻訳に、jitter(ジッタ)という言葉が出てくる。最近では、AVアンプとかブルーレイ・レコーダにもジッタ低減回路搭載という記述が増えてきている。

ジッタとは、信号波形の時間的なゆらぎである。ジッタが重要な理由は、S/N比が重要な理由と同じである。ジッタが大きいと、アイ・パターンで水平方向にアイが閉じる原因になり、ビット・エラー・レートを悪化させる。これに対して、ノイズが大きいと(S/N比が悪いと)、アイ・パターンで垂直方向にアイが閉じる原因になり、ビット・エラー・レートを増加させる。参考:ディジタル信号の正体を見る

ジッタについての詳細は、以下のリンクを参照。

クロック・ジッタ解析によるシリアル・データのBERの低減
高速データ・レートでのジッタ解析

Enterprise architecture(エンタープライズアーキテクチャ)

組織構造を明確にし、目的やミッションを実現するために組織の最適化を目的にした手法といったところだが、見慣れない用語だけにピンとこないかもしれない。大企業、自治体、政府機関などの巨大組織では、組織の構成要素も数多く内外を含めた相互関係も複雑である。これらを明確に記述し、構造の体系的な理解、業務やシステムの標準化、明確なリソースの位置づけなどを図り、いわゆる可視化や見える化を進めることで、無駄の排除(コスト削減)や高度な意思決定支援に結び付けている。組織としての在り方、あるべき姿を問う手法と言える。