frequency hopping(周波数ホッピング)

無線通信測定に関する翻訳で、frequency hopping(周波数ホッピング)という言葉がよく出てくる(例えば、Bluetooth RF測定の基礎のp4)。

周波数ホッピングは、スペクトラム拡散通信方式の1つである。スペクトラム拡散通信方式には、周波数ホッピング(FHSS:Frequency Hopping Spread Spectrum)方式と直接拡散(DSSS:Direct Sequence Spread Spectrum)方式がある。周波数ホッピングは、一定時間ごとに搬送波周波数を変化させて(ホッピングさせて)伝送する方式である(Bluetoothでは、625μsごとにランダムに変化させる)。直接拡散方式は、PSKやFSKなどによる1次変調(狭帯域変調)の後に、PN(擬似ランダム・ノイズ)コード(拡散コード)を使って2次変調(広帯域変調)を行う方式である(CDMA方式の携帯電話などで使用されている)。

スペクトラム拡散は、拡散コードが分からなければ傍受が難しく秘匿性に優れ、広帯域に信号を拡散させることにより、干渉/妨害信号やマルチパスに強いという性質がある。

スペクトラム拡散については、以下を参照。

Maxim社ホームページ > 設計 > 技術資料 > チュートリアル「ワイヤレスおよびRF」の「スペクトラム拡散方式の通信について 」(なんと、このページによると、女優と音楽家によって、1941年にスペクトラム拡散通信技術の特許が取られたそうだ。)

電波で情報を送れる仕組み 2

異星言語の翻訳サービスを開始します

0401株式会社デプロ(本社:東京都八王子市、代表取締役社長 砂川昌順)はこのたび、異星言語の翻訳に対応しました。2013年4月からサービスを開始し、本年6月から全面稼働します。

デプロは、長年に渡る異星言語学(xenolinguistics)研究の成果として、異星言語に特化した翻訳システムをクラウド上に構築しました。地球上のあらゆる言語をサンプリングし、統計的機械翻訳の手法を大胆に取り入れた画期的な翻訳エンジンをベースに、以心伝心のコミュニケーションをお約束いたします。

些細なミスコミュニケーションがカタストロフィックな星間紛争の引き金となることは、「伝説巨神イデオン」の例をひくまでもなく明らかなことであり、宇宙時代を迎えた人類にとって、今そこにある危機といえます。弊社はこのような悲劇的な未来を回避すべく、システムの強化とリーズナブルなサービスを目指し、日々全力を尽くしてまいります。

翻訳例:

ゼントラーディー語(仮表記としてカタカナを使用) 日本語訳
ゼントラン テ メルトラ タルケ ダカン! 男と女が同じ場所にいるぞ!
ヤック デカルチャー! 何と恐ろしい!
ミ デブランダカン ヤット デ アルケス あの艦にいったい何があるというのだ