Social network(ソーシャルネットワーク)

ネットサービスの世界では、Social Networking Serviceのことを指したりするが厳密に訳した方がいい。Social Networking Serviceは略してSNSと言ったりするが、ネットワーク上で会員制のコミュニケーションの場(コミュニティサイト)を提供しているサービスということになる。訳すとしたら、ソーシャルネットワーキングサービス。これを安易に”ソーシャルネットワーク”とすると、後々整合性が保てなくなったりする。また、社会的ネットワークと言う場合は、ネット上だけではなく社会におけるさまざまな繋がりを示唆しているので、”ソーシャル~”と”社会的~”は、うまく使い分けた方がいいだろう。
ソーシャルネットワーキングサービスの代表的なものに、日本だとmixi(ミクシィ)、GREE(グリー)、Mobage(モバゲー)、海外だとFacebook(フェイスブック)、Myspace(マイスペース)などがある。招待制や登録制によって会員を増やすのだが、一般のブログでもコメントやトラックバック機能を付ければ、そのサイトもソーシャルネットワークと言えなくもない。因みに、映画『ソーシャル・ネットワーク』はFacebookの創設者(マーク・ザッカーバーグ)らをドラマ化した2010年の作品。原題の”The Social Network”をそのまま訳したタイトルだが、原作の英語タイトルは『The Accidental Billionaires(偶然の億万長者たち)』。ネット社会の偶然の産物、不慮の幸運ってとこなのかな~。ピッたし!のタイトルかも?

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