リコピン-リコペン カロチン-カロテン

朝のテレビから聞きなれない言葉が聞こえてきました。

「リコペン」。はて? 小学生の頃、近くの公園でやった(缶蹴り+かくれんぼ)÷2 的な遊びが頭をよぎりましたが、そんなわけもなく…。

それはトマトに含まれる赤い色素で抗酸化作用が注目されるあの成分のことでした。でもあれは「リコピン」では? そう思ったのですが、ただ単に英語読みで「リコペン」、ドイツ語読みで「リコピン」ということだそうです。ちょっと調べてみましたが、農水省の表記は「リコペン(リコピン)」、ケチャップでお馴染みのカゴメでは「リコピン」でした。

ということで、朝の番組は農水省の表記にならっているのかもしれません。

似たような話をもうひとつ。にんじんになどに含まれる栄養素として知られる「カロチン」。しかし、現在この表記は使いません。すべて「カロテン」で統一されています。2000年に食品成分表がに改定された際、「カロチン」→「カロテン」と表記が変更されたのがきっかけです。いまの子供たちは家庭科の授業で「カロテン」と習っているわけです。

ドラえもんのものまねを大山のぶ代の声でやってしまったり、テレ朝を見ようとしてリモコンの「10」を押したりと、ジェネレーションギャップのネタは尽きまじといったところです。

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