光触媒は太陽や蛍光灯などの光が当たると、その表面で強力な酸化力が生まれ、
接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を
除去することができる環境浄化材料だそうです。
「夢の扉」(TBS)という番組。
黄色ブドウ球菌・かびその他・・・この世の中にウイルス・細菌は
数え切れないほどだと思いますが、この番組で取り上げられた光触媒を
壁や床に貼る板に吹き付ける(溶射する)ことでほとんどのウイルス・細菌を
死滅させられるらしいのです(除菌率99.9%)。
ただこの溶射の技術を開発するのには、相当の時間と費用を要したようで
北九州市にある会社の社長さんは、簡単に出来れば誰だって出来る。
苦労に苦労を重ねた分、誰も真似できないものが出来るという信念で
技術開発を進めたのですが、赤字続きで
700人もの従業員をリストラしなければならなかったそうです。
そんな経験を経て、今院内感染を防ぐ対策の一つになった技術。
番組の最後では、室内清浄機のような持ち運びできる小型のものを
作っていました。
今年始め私は予防接種をしたのにインフルエンザに掛かってしまいました。
一人ひとりが、ペンダントみたいに首から提げてマスクを掛けないでも
ウイルスなどから身を守れたらと思う今日この頃です。