Differentiation(差別化→差異化→?)

他社との”差別化”といったように、最近は普通に使用されている。多くの企業の訳語リストがそうなっている。競合他社との違い、他社製品と異なる特徴をアピールする際に、差別化という用語を使うわけだ。翻訳する際は、ビジネスの世界に特化した固有の表現だと、敢えて自分に言い聞かせて使うようにしている。差別意識を日常生活に受け入れてしまう世の中であってはならないが、ビジネスの世界では、差別化を図ることの重要性が強調される。会社人間として、それは十分に十二分にわかる。だが、他の表現を考えたい。せめて差異化とか。いや、わたしに翻訳を一任するなら、まったく異なるアピール表現を用いるだろう。

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