jitter(ジッタ)

計測器の翻訳に、jitter(ジッタ)という言葉が出てくる。最近では、AVアンプとかブルーレイ・レコーダにもジッタ低減回路搭載という記述が増えてきている。

ジッタとは、信号波形の時間的なゆらぎである。ジッタが重要な理由は、S/N比が重要な理由と同じである。ジッタが大きいと、アイ・パターンで水平方向にアイが閉じる原因になり、ビット・エラー・レートを悪化させる。これに対して、ノイズが大きいと(S/N比が悪いと)、アイ・パターンで垂直方向にアイが閉じる原因になり、ビット・エラー・レートを増加させる。参考:ディジタル信号の正体を見る

ジッタについての詳細は、以下のリンクを参照。

クロック・ジッタ解析によるシリアル・データのBERの低減
高速データ・レートでのジッタ解析

コメントは受け付けていません。