RIN(相対強度雑音)

光測定に関する翻訳に、RINという言葉がよく出てくる(例えば、Agilent 81600Bシリーズ波長可変レーザ光源のp10の仕様一覧の最後の項目)。RINは、relative intensity noise (相対強度雑音)の略である。

RINは、レーザ光の強度の時間的なゆらぎ(強度雑音)を表すパラメータで、単位周波数当たりの光強度のゆらぎ(雑音)を平均光パワーで割ったものである。送信光源のRINが大きいと、CATVなどの長距離光伝送の信号品質が制限されるので、その測定は重要である。

RIN(相対強度雑音)については、以下を参照。

デジタル・コミュニケーション・アナライザ(DCA)による相対強度雑音(RIN)の測定

食物アレルギー

以前書いたのですが、すぐ近くにある私の母校(小学校)で起こった食物アレルギーによる死亡事故。
その女子児童は乳製品のアレルギーがありました。今日の朝刊によると、一枚目はアレルギーのある人用のチヂミを食べたのですが、その後チーズが入ったチヂミをお替りして食べたのだそうです。
普段その子はお替りをすることはほとんど無かったのに。
なのになぜその時は??・・・
後のなって、お母様はその子のお友達に教えられたそうです。
その日チヂミは人気が無くあまっていました。そのクラスでは、日ごろ「給食完食」を
目指していたのだそうです。
何とかしなきゃと思ったのでしょう。チヂミにチーズが入っているとは思わなかったのか、もしくは少しくらい大丈夫って・・・この記事を見て泣けてきました。

MIPI

携帯電話などのモバイル機器の測定に関する翻訳に、MIPIという言葉がよく出てくる(例えば、Agilent U7238A MIPI D-PHY コンプライアンス・テスト・ソフトウェア(Infiniium オシロスコープ用))。

MIPIは、Mobile Industry Processor Interfaceの略で、モバイル機器のインタフェースのハードウェア/ソフトウェアの再利用や互換性を促進し、オープン・スタンダードを確立するために設立されたAlliance(非営利の業界団体)である。

MIPIには、D-PHYとM-PHYの2種類の物理層インタフェースの規格がある。D-PHYは、最大データ転送レートが1レーン当たり1Gbpsの同期転送で、主にカメラやディスプレイとのインタフェース用である。M-PHYは、最大データ転送レートが1レーン当たり5Gbpsで、非同期転送に対応し、D-PHYでは対応できないメモリやチップ間接続にも対応できる。

MIPIについては、以下を参照。

MIPI AlliancePHY Working Group(英語)

携帯電話内部の高速データ転送,次の主役は「MIPI M-PHY」― 広範なアプリケーションを見据えた多芸多才の標準規格