ニムニム数

一、十、百、千、万、億、兆、京、…

この先の位って知ってる?答えはこちら

「那由他(なゆた)」とか「不可思議(ふかしぎ)」とか仏教っぽいよね。
僕は子供の頃読んだ「マンガ般若心境」で知りました。

一般に漢数字は

無量大数=1068

ってのが一番デカイってことになってるけど、仏典にはまだまだ続きがある。

不可説不可説転(ふかせつふかせつてん)=1037218383881977644441306597687849648128

この天文学的にデカい数字、Wikipedia先生によると「悟りの功徳の大きさ」を表したものらしい。
ちなみに英語の世界ではどんなのがあるのか調べてみたら不可説不可説転よりデカイのがあったよ。
グーグルに似たグーゴルプレックスっていう単位

グーゴル (googol) =10100

グーゴルプレックス (googolplex) =1010100

なので

無量大数 < グーゴル < 不可説不可説転 < グーゴルプレックス

って感じになるわけですが、グーゴルプレックスよりもはるかに大きい「グラハム数」(もはや指数表記できない)ってのがギネスブックに載ってる最大の数らしいっす。
ならばグラハム数よりデカい「ニムニム数」ってのを

N=G2626(4)

で定義すればギネス更新?と思いきや世の中そう甘くありません。

「単なる巨大さ以外で意味のある考察の対象となりうる最大の数」

でなければいけないからです。(そりゃそうだ)

全然関係ないけど10億を表すbillion(ビリオン)って聞くとなんかウキウキしない?
それは響きがpavilion(パビリオン)に似てるから!
僕だけかな?

Rumination(反すう)

ニュースに出てきた”反すう”という言葉を、英語メディアはどう英訳して伝えているのだろうか。この言葉、医学(酪農など)の分野のドキュメントに出てくる。牛や羊などの反すう動物が食物を口で咀嚼し、反芻胃で消化した後に再び口に戻してムシャムシャと咀嚼することを繰り返す行為を指す。さて、ニュースに出てきた”反すうし考える”という表現を、英語メディアがどう訳して報道しているのか。実際の英語ニュースはまだ聞いていないが、推測するに、consider、think again、think over、further thoughといった単語を使うのだろう。ruminateやchew the cudといった表現で伝えるメディアはあるだろうか。あったとしても少ないだろう。生徒が先生の教えを、子供が親の言うことを”反すう”するならわかるが…。そう言えば、ユダヤ教の食事規定(カシュルート)の中にカーシェール(食べてよい食物)として”反すう”動物が出てくる。

False negative(誤検知、誤検出、誤判定→)

たとえば、迷惑メールを正常メールと判断してしまうこと。逆に、正常メールを迷惑メールと判定されることをFalse positiveと言う。見方によっては、ネガティブとポジティブが逆のような気もするが、「不正アクセス者」を「認証されたユーザー」と判定されることがネガティブなことだと考えれば何となく理解できるだろう。そう、この場合をFalse negativeと言うのである。それでも、やはり混乱してしまう用語なのは確か。医学分野では”False negative(偽陰性)”、”False positive(偽陽性)”と訳すが、一般には馴染みのない言葉だけに、一般向けドキュメントでは文脈によって訳しわけた方がいい。情報セキュリティの分野では、”誤った判定”などと訳したほうがわかりやすくなる場合も多い。文脈が曖昧な場合は、誤検知(False~)と日英併記にする手もある。